演舞時間
1ステージ 約10分〜15分 (何人編成かにより多少異なります。)
デパート等で店内を周る場合は、その分時間が長くなります。
構成
寿獅子舞を始める時の演出方法として、二種類あります。
○板 付 (獅子頭を持ち舞台で膝を付いて構え、
演奏が始まったら動き始める)
○振り込み (最初に演奏を始めておいて、獅子が登場する)
構 成
1.「屋台」という一番速い曲で、悪魔を払うため激しく舞います。
(悪魔払いの舞)
山越し(飛び跳ねる)、胸噛み(胸を噛む)などの
所作も入れ、見得を切ります。
2.「鎌倉」というゆっくりした曲になり、餌拾い(餌を拾って食べる)や
足絡み(足を噛んだり舐めたりする)があり、
3.「子守唄」眠り (激しく動いた後で、笛の子守唄で眠る)
4.「屋台」眠りから覚めた獅子は、再び激しく舞います。(狂い)
5.「投合い」の曲になると、獅子が客席に入って行きます。
※この時に、頭を下げていると獅子が頭を軽く噛みます。
悪魔払いの儀式ですので、頭を出して噛んでもらって下さい。
獅子に頭を噛んでもらうと、その年は無病息災で過ごせると
言われています。
6.「屋台」の曲で、福を招くため激しく舞います。(招福の舞)
山越し(飛び跳ねる)などがあり、最後に見得を切って締めます。
楽器
☆寿獅子舞に使用する楽器
○笛(1人)− 七孔の篠笛。
○締太鼓・桶胴(1人)− 締太鼓と桶胴という、二つの太鼓を
一人で打ち分けます。
(五人で演奏する江戸祭囃子のテンポを早め、
締太鼓と大太鼓の演奏をデフォルメして、一人で打ちます。)
○鉦(1人)− 左手で鉦を支え、右手に撞木を持って打ちます。
左手の指を開放したり、押さえたりして、音に変化を付けます。
鉦が入ることにより、賑やかさが格段に上がります。
[○大拍子(1人)− 通常は上記3人の演奏になりますが、
両面踊りが出る時に、大拍子という楽器が加わることもあります。
通常の演奏より、さらに賑やかになります。]
☆演奏曲
・通り神楽
・屋台
・鎌倉
・子守歌
・仁羽(にんば)
・投げ合い
国内実演ホテル(例)
ホテルオークラ東京、帝国ホテル東京、ホテルニューオータニ、
京王プラザホテル、ホテル椿山荘東京、目黒雅叙園、パレスホテル東京、
ヒルトン東京、ロイヤルパークホテル、ハイアットリージェンシー東京
、
グランドプリンスホテル新高輪
、ホテル日航東京、
パークホテル東京、
他多くの一流ホテル、料亭で実演。